10月24日(水)
本日の文化芸術体験では、お抹茶の専門科でいらっしゃる若杉宗佳先生をお呼びし、抹茶体験をさせていただきました。
今日のホールは、いつもとちょっと違います。
何か、気持ちが落ち着くような、心が澄んでいくような・・・まさに“和”の雰囲気。
耳を済ませると、生で弾いて下さるピアノの音が、心地よく心に染み込んできます。
子どもたちも、ちょっとドキドキしながら、ホールへ・・・。
それでは、若杉宗佳先生に、ご指導いただきましょう!
はい、それでは、まず担任の先生方に見本をやっていただきます。
担任の先生方もドキドキ・・・でも、若杉先生が作法を教えて下さいますので大丈夫。
若杉先生の立ち居振る舞いは、一つ一つが繊細で美しく、子どもたちも見入ってしまうほどでした。
さて、いよいよ子どもたちの番です!
まずは、千菓子から。
ボリボリ音を立てるのではなく、口の中に入れて砂糖の甘さを感じます。
そして、お抹茶をいただきます。
手前に2回まわし、両手でしっかり持っていただきます。
「おいしい・・・」とつぶやく子 静かに飲み終える子。
今日の親子体験は、年中・赤2組さんでした。
さて、お母さんはどうかな? 作法を覚えて、上手に飲めるかしら・・・。
子どもたちは、嬉しそうにお母さんの様子を眺めます。
さすが、お母さん方、すばらしいです!
静かな空間の中で、じっくりとお抹茶を味わい、日本の雰囲気を楽しむことのできる貴重な一日となりました。
<講師プロフィール> 若杉 宗佳 表千家講師 茶道歴38年。
後進の指導のほか、幼稚園園児や親子を対象にした体験プログラムの指導も行っている。