1月23日(水) 栄光八事幼稚園では、今年最後の文化芸術体験がありました。
本日の内容は、『雅楽(ががく)』。
龍笛(りゅうてき)奏者3名の講師の先生をお招きし、『雅楽』とはどういうものなのか教えていただきました。
さて、先生方が着ている服は、何と言う服なのでしょう?
「着物?」いいえ、巫女さんの着ているものは『千早(ちはや)』、楽師さんの着ている服は『狩衣(かりぎぬ)』と言うそうです。
頭には、『烏帽子(えぼし)』と言うものを被ります。子どもたちは「(アニメの)おじゃる丸みたい!」とおおはしゃぎ!
集会では、楽器の紹介がありました。
子どもたちが興味津々だった太鼓、これは『楽太鼓(がくだいこ)』です。
宮内庁には幼稚園のホールほどの大きさの楽太鼓があるそうで、「えー!そんなに大きいの?!」とみんなびっくり!
笛も2種ありました。長い方が『神楽笛(かぐらぶえ)』、短い方が『龍笛(りゅうてき)』です。
そして、子どもたちが気になっていたのが巫女さんの持つ剣のようなもの。
これは、『剣鈴(けんすず)』と言って、日本の『三種の神器(さんしゅのじんぎ)』の刀、鏡、勾玉(まがたま)を表わしているそうです。
この後、『剣鈴(けんすず)』を使った舞を見せていただきました。
いつもとは違う厳粛な雰囲気に、子どもたちの目もくぎづけです。
さぁ、それではみんなで踊ってみましょう!
体験では、神様の木という字を書く『榊(さかき)』を持ち、全員で踊ってみました。気分はもう巫女さんです!
本日の親子体験では、年長・青2組でした。
お母さんと一緒に榊(さかき)を持って舞う姿がとてもきまっていましたね。
普段ではできない貴重な体験を、ありがとうございました。
≪講師プロフィール≫
森 淳子・・・龍笛奏者。熱田神宮にて巫女舞指導者の資格を取得。神社で奉納演奏や神事でのご奉仕、結婚式等演奏、舞楽や巫女舞の指導を行っている。
菊谷 佳子・・・龍笛奏者。神社でのご奉仕、奉納演奏や雅楽演奏会で活躍している。その他、舞楽にて「納曽利」や朝日舞等を舞う。
小林 清美・・・龍笛奏者。県内外の多くの神社にて雅楽や巫女舞の指導やご奉仕を行っている。