寒い冬がやってきましたが、毎日元気いっぱいに遊んでいる子どもたち。
「もうすぐクリスマスだね。」「サンタさんに何をお願いした?」
園内では近づいてくるクリスマスの話題でもちきりです。
ところで、世界ではどんなクリスマスを過ごすのでしょう?
今回の文化芸術体験ではドイツのクリスマスについて教えていただきました。
ホールに入ると…。
「わあ~!ツリーがあるよ!」ワクワクが止まらない様子です。
すると先生がこんなお話をしてくださいました。
「ドイツではクリスマスマーケットといってきれいなイルミネーションや、たくさんのお店が並ぶんだよ。そして、ドイツにはクリスマスが2回やってきます。」
「え~!!2回も!?いいなぁ!」
12月6日は「聖ニコラウスの日」。前日の夜に、ピカピカに磨いたブーツや長靴を置いておくと、翌朝お菓子やおもちゃがもらえるそうです。そして12月24日にはツリーを飾り、夜になったらご馳走を食べ、教会へと出掛けます。
家族みんなでゆっくり過ごす、1年で1番大事な日なのだそうです。
その他にも『アドベント・キャンドル』といってクリスマスの4週間前から、日曜日になると1本ずつ火を灯していくことや、『シュトーレン』という菓子パンを少しずつ食べるということも教えていただきました。
日本とは違う文化に興味を持ち、最後はクリスマスにちなんだ物語と演奏を楽しみました。
「早くクリスマスにならないかなぁ。」とますます待ち遠しくなった様子でした。
素敵な時間を過ごすことができ、一足早いクリスマスを味わいました!
★講師の先生★
細井和美
名古屋芸術大学卒業。ベルリン芸術大学卒業。管楽個人コンテスト最優秀賞受賞。クラリネットソロコンテスト最優秀賞受賞。カール・ライスター氏のマイスターコースを受講。大学卒業後もドイツに拠点をおき、ドイツ、ヨーロッパ、日本にて、ソロ、室内楽、オーケストラ等数々の演奏活動を行う。17年のドイツ滞在を終え、2007年に帰国。現在、ソロ、室内楽、ライブコンサート等、新しい演奏活動を展開中。