「日本の音色を感じよう」筝と尺八(名古屋西幼稚園)

10月14日は、文化芸術体験教室がありました。
今回は、箏(そう)と尺八でした。最初、講師から箏(琴)と尺八の名前や音色の紹介がありました。そして、お正月によく聴く『春の海』の演奏がありました。

その後、弦の数について質問があり、子どもたちは音の数から「13本」と答えました。また、箏の爪の素材について質問されると「トラ」「ライオン」といった答えが出ましたが、正しくは象の牙(象牙)ということや、尺八は五つの孔を操作することでドレミの7音が出せることなども教えていただきました。

いよいよ子どもたち一人ひとり箏の音を出す体験でした。爪をはめて弦を弾くと部屋中に日本の音色が響きました。

そして、体験の最後は西幼の先生たちによる『さくらさくら』の演奏でした。講師のリードで演奏しましたが、中には小学生から箏の心得があり講師のリードなしで上手に演奏する先生もいました。


最後は、講師の方々による『さくらさくら』の演奏を聴き、和の音楽とその雰囲気を味わいました。やはり箏の音色は心を落ち着かせる力があり、子どもたちは落ち着いて取り組むことができました。

「リズムに乗って踊ってみよう~社交ダンス~」(名古屋西幼稚園)

10月15日は、文化芸術親子体験教室「リズムに乗って踊ってみよう~社交ダンス~」がありました。


今回は、コロナ対策として各クラスごとに実施しました。講師の武澤秀一先生・幸子先生ご夫妻からは、きく(年少)、さくら(年中)、ききょう(年長)各学年ごとに違った曲と踊り方を教えていただきました。

前後左右にステップし、右に左に回転し、さらには回転した後に手拍子するという動きでしたが、親子で楽しそうに踊ることができました。


最後は、武澤ペアによるダンスでした。ポップなリズムで軽快にかつ華麗に踊る姿に憧れを抱くお友だちもいたようです。

短い時間でしたが、会場はステキな舞踏会場になりました♪

「いろんな音を楽しもう~パーカッション~」(名古屋西幼稚園)

8月18日は、文化芸術体験教室がありました。
コロナ感染対策として講堂入口で園児たち一人ひとり消毒をして参加しました。今回は「パーカッション(打楽器)」で、講師は「110周年記念祝賀会」の演奏者でもあった三祢沢 信(みねさわ のぶ)さんです。

最初は、三祢沢さんの華麗なドラム演奏に園児たちも「すごーい!!」の声が。


その後、園児たちにおなじみのドラムやタンバリンの他、雨の音がでる「レインスティック」や波の音が出る「オーシャンドラム」、洗濯機のホースみたいな形で振り回すと不思議な音が出る「サウンドホース」、握って叩くと「カーン」と音がする「ヴィブラスラップ」など、初めて見る楽器とその音色に子どもたちは嬉しそうでした。

それぞれ楽器の名前と音色を紹介してもらった後は、4グループに分かれて楽器に触れて音を出すことに挑戦しました。

園児たちは、楽器の形や音色の違いなどに興味を持ったようで、音が出るたびに笑顔が弾けていました!


最後は、「パプリカ」などの演奏を聴きながら、園児たちも小さな声で一緒に歌いました。打楽器にもたくさんの種類と音色があることがわかり、音の楽しさを感じ取ることができました。

「スペインの音楽とダンスを楽しもう~フラメンコ~」(名古屋西幼稚園)

7月16日は、本年度初めての文化芸術体験教室がありました。
今回は、「スペインの音楽とダンスを楽しもう~フラメンコ~」です。講師の方は、舞踊家・振付家、和装コーディネートアドバイザーの吉岡洵先生です。

吉岡先生は、名古屋市を中心にフラメンコ団体「paso a paso」を立ち上げファッショナブルで華やかなライブに定評があります。


最初は、フラメンコ発祥の地スペインのお話でした。「スペインはどんな国旗か知ってる?」という問いかけに、日課の国旗カードで学んでいる子どもたちはすぐに「赤と黄色」と答え、講師の皆さんも驚いていました。


そして、いよいよフラメンコの体験です。講師の方々の動きを見よう見まねで踊りました。ギターによる演奏の中、ステージ上の板の上でフラメンコ独特のシューズでステップする大きな音とリズムに驚きながらも、子どもたちは楽しそうに踊りました。情熱の国スペインを想わせる激しいリズムと動きに子どもたちの心も次第に興奮していきました。


最後は、ビールのCMでおなじみのジプシーキングスの「ヴォラーレ」。子どもたちは、曲の合間に「ウォウウォウ!ウォウォオオ!」とかけ声を掛け、時折「オーレ!」などの声も入って大いに盛り上がりました!

ちょうどこの日は夏を想わせる暑い日、まさにフラメンコ日和でしたね!

「和太鼓~日本の響きを感じてみよう~」(名古屋西幼稚園)

1月8日は、文化芸術体験教室がありました。
今回は「和太鼓~日本の響きを感じてみよう~」です。

講師は大治太鼓尾張一座の方です。講師の方から和太鼓と言っても長胴太鼓(ながどうだいこ)に締太鼓(しめだいこ)、桶胴太鼓(おけどうだいこ)の3種類があることを教えて頂きました。そして、子どもたちは長胴太鼓が大きな木を切って中をくりぬいて牛の皮を張って作られていることにも大きな驚きを受けていました。

太鼓の紹介の後、一人ずつ交代で打ちました。みんなでリズムを合わせて力強く打ちましたが、どの子も太鼓の大きく響く音に興奮しながら楽しそうです。最後はかっこよく決めポーズ、バッチリ決まっていましたよ!!


音楽付きお話コーナーでは太鼓や笛のBGMが流れる中、「こぶとり」という昔話を聞きました。頬にこぶがある二人のおじいさんが怖い天狗たちに踊りを強要されて踊りますが、一人のおじいさんは天狗にこぶを取られます。そして、もう一人のおじいさんは取ったこぶを付けられて二つのこぶになるという内容でした。子どもたち不思議そうな気持ちでお話の世界に入っていました。


最後は、太鼓の音に合わせてみんなで「パプリカ」を歌いながら踊りました。
新年、そして新学期が始まりましたが子どもたちは太鼓の力強い音で「元気」「やる気」を奮い立たせたようです。